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Charさん、といえばフェンダーのムスタングというイメージが強烈ですが
実際はかなりストラトキャスターを弾いていますね。
2014年の2月号のギターマガジンの特集
「11人の名手が語るオレ流のストラトの鳴らし方」
という特集のトップバッターでCharがストラトキャスターについて語っています。
Hotei vs Char – Stereocaster
布袋さんのテレキャスターにストラトキャスターで応戦(笑)
ピックアップはセンターオンリー
Charさんが
インタビューで語っているのはあまり、リアは使わないとの事ですね。
確かに、などのシングルコイルのギターではリアピックアップは少しエッジのたっ音なので
バンド全体の音にとけ込みにくい部分があるかもしれませんね。
最初に語っていたのは
センターピックアップで基本的にエフェクターを使わずアンプとギターで音を作っていたので
センターピックアップで太い音を出すことが音作りの中心にあったようです。
ストラトキャスターのシンクロナイズド・トレモロ
また、ストラトキャスターの特徴であるシンクロナイズド・トレモロについても
ジェフ・ベックとジミヘンドリックスの使い方の違いをよく捉えてコメントされています。
もともと、シンクロナイズド・トレモロはビブラートをかける為に開発された様ですね。
ベンチャーズなどのサーフサウンドにおいてトレモロアームでかける
大きな波のコード毎かけるビブラートがいいアクセントになっていました。
リッチー・ブラックモアのトレモロの使い方も
ビブラートをかけるトレモロの使い方の進化形だとCharは語っています。
そして、シンクロナイズド・トレモロの常識を覆したのがジミ・ヘンドリックスですね
これは、もはやビブラートの域を完全に超えている。
Jimi Hendrix – The Star Spangled Banner
ストラトキャスターの使い方
音程を無視したサウンドが出せる大革命だったのでは。
ジェフ・ベックとストラトキャスター
そして、やっぱりCharさんが締めくくっているのは
ジェフ・ベック
Jeff Beck – Somewhere Over the Rainboにみるストラトの使い方
特に、ジェフ・ベックのストラトキャスターによる奏法が確立したと言われている
1989年の『ギター・ショップ』というアルバムにおいて
使っている「アーム・アップ」のテクニックや「つまみ・セレクター」やフレットの無い位置
までの使いこなしについてストラトの持つ機能をすべて出し尽くしていい音を出していると
ジェフ・ベックについて絶賛していますね。
確かにジェフ・ベックのストラトの使い方は真似の出来ないものが多くなってきましたね。
特にアームを使って微妙な音程のコントロールやハーモニクス+アームなど
なかなか敷居が上がっています。
来月、来日するジェフ・ベックCharさん観に行くのかな〜?