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ケネディ家にまた悲劇
【ワシントン共同】米東部メリーランド州の警察当局は6日、同州チェサピーク湾でカヌーに乗って海に出たまま行方不明になっていた故ロバート・ケネディ元司法長官の孫娘メーブ・マキーンさん(40)の遺体が同日、カヌーで出た岸から約4キロ離れた海中で見つかったと明らかにした。米メディアが伝えた。
ケネディ元司法長官孫メーブ・マキーンの遺体発見 カヌーで
故ロバート・ケネディ元司法長官の孫娘
一緒に乗っていた息子ギデオン君(8)の行方は分かっていない。2人は2日に、ボールを取りにいくためにカヌーで海に出たが、強風などで戻れなくなったとみられている。乗っていたカヌーだけがその後、発見されていた。
ケネディ家の呪いの原因と家系図
今から50年前の1963年にジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)米大統領が暗殺されてから、一族は数々の不幸に見舞われた。68年には弟のボビーも暗殺され、84年にはボビーの三男デービッド(David Kennedy)さんが薬物の過剰摂取で死亡、四男マイケル(Michael Kennedy)さんも97年に死亡した。
【11月20日 AFP】「ケネディ家の呪い、再び」──ボビーの愛称で親しまれたロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)の義理の娘が2012年に自殺した際、英紙インディペンデント(Independent)はこう報じた。
これは、米国で最も注目される名家で、時に「アメリカのロイヤルファミリー」にもなぞらえられるケネディ家の面々が、ギリシャ悲劇の主人公並みの不幸に見舞われ続けている、との考えに合致するものだ。
「ケネディ家の人間は、目的や野望を達成しかけると、必ずと言っていいほど悲劇的な犠牲を払うよう、運命付けられているようだ」。エドワード・クライン(Edward Klein)氏は自著「The Kennedy Curse: Why Tragedy Has Haunted America’s First Family for 150 Years(ケネディ家の呪い:なぜ米国の名家に150年間、悲劇が襲い続けるのか)」の中でこう述べている。